井坪建設さんに決めた
2010/08/17
駒ヶ根市 Aさん
転勤族の一人である私たち家族がこの地に赴いて、寒さが厳しいことを除けば、空気の綺麗さとそびえ立つ山々など、都会とは比べ物にならない生活空間があった。
ここならば、おおらかに子供たちが成長していくだろうと考えるようになった頃から、家を建てようとする人がたどる、お決まりのパターン「新築見学会、構造見学会」をこれでもかと見に行くようになりました。
やはり、シックハウスでないこと、こだわりの木造で在来工法であること、高断熱性が確保できていること、またなにより低コストであることなど、それなりにこだわりながら見学させていただきました。その中で、発泡スチロールを合板でサンドイッチした壁パネルや、ベタ基礎でありながら高断熱を確保した床など、各種工夫を凝らしながら家造りに携わっている井坪建設さんに出会いました。ちょうどその頃、南アルプスと中央アルプスが望め、かつ子供の学区内で、かつ周辺に人家の少ない場所があるとの情報とも相まって、井坪さんなら無理難題も解決できるかもと、家造りのプランを持ち込みました。在来工法で高断熱かつ低コストなど私たちのわがままを一つ一つ解決し、結果として何となくゆったりと過ごせ、プライバシーを保ちつつ開放的な室内空間を持つ家を手にすることができました。
**生活が始まる**
11月完成間近、低コストを目指し、外壁、室内の梁・床・腰板など家族で塗装を行いました。室内作業では、外はかなり冷えているのに日中のぬくもりが残り、寒いとはほとんど感じられませんでした。12月完成引渡しを受け、この家での生活が始まり、特に感じたことは、暖房器具として薪ストーブを使用していますが、日中は薪ストーブの管理を忘れてしまうくらい暖かく、2階の天井をなくすことによる大きな空間の確保、空気の循環の良さ、どこでも暖かい室内、またヘビースモーカーの私にとってありがたい壁面の珪藻土やホタテの貝殻の塗料など、快適な生活空間となっています。
また、近くに鉄道が通っていますが、かなりの防音効果も兼ね備えた壁パネル、適度に見える無垢の柱や床材など帰宅するとホッとする室内です。
外観はシンプルで何となく倉庫っぽく見えなくもないですが、維持管理しやすい工夫がされています。
ただ、難を言えば収納スペースが少なかったかなと感じていますが、大きな問題も無く快適そのものです。